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SDGsメールマガジンバックナンバーVol.5

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これまでのSDGsメールマガジンのバックナンバーを掲載していきます。
今回は12月に発行された、第5回OWGのレポートを含む第5号です。


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           SDGsメールマガジン
                     Vol.5 2013.12.5
                 環境パートナーシップ会議(EPC)
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 もくじ
 【1】国際動向特集 OWG共同議長と主要グループの会話
 【2】国際動向特集 OWG now!第5回OWGの報告
 【3】国際動向特集 気候変動COP19
 【4】国際動向特集 OWGに向けての専門家レポート
           (気候変動と防災、生物多様性)
 【5】国内の動き  外務省との意見交換会 ほか
 【6】お知らせ   SDGs勉強会@高松、仙台


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【1】国際動向特集 OWG共同議長と主要グループの会話

 第5回OWG開催の直前に、SDGsに関する議論が残り半分となったことを受け、
OWGの共同議長と主要グループ (Major Group)やその他のステークホルダー
との意見交換が11月22日に国連本部で行われました。その様子をお伝えします。

続きはこちら>> http://www.epc.or.jp/summit/visit.php?fileid=52


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【2】国際動向特集 OWG now!第5回OWGの報告

 先日の11月25日から27日まで、第5回OWGが行われました。今回のOWG5では
1)持続可能んで包摂的な経済成長及び(国際貿易、国際金融システム及び
外部負債の持続可能性を含む)マクロ経済政策に関する質問、インフラ開発、
2)エネルギーを主要テーマとしました。その議論の様子をお伝えします。

続きはこちら>> http://www.epc.or.jp/summit/visit.php?fileid=51


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今後のOWGの予定は以下のとおりです。

○第6回 12/9~13
 -実施手段、持続可能な発展のためのグローバルパートナーシップ
 -途上国、後発開発途上国、小島嶼国など
 -人権、発展の権利、グローバルガバナンス
○第7回 2014年 1/ 6~10
 -持続可能な都市、定住、持続可能な交通
 -持続可能な生産と消費(化学物質・廃棄物)
 -気候変動、災害リスク軽減
○第8回 2/ 3~7
 -海洋、森林、生物多様性
 -衡平の促進、社会的公正、ジェンダー平等
 -紛争予防、平和構築、恒久的平和


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【3】国際動向特集 気候変動COP19

 去る11月11日~23日にかけて、ポーランドのワルシャワで気候変動枠組条約の
第19回締約国会議(COP19)が開催されました。IPCC(気候変動に関する政府間
パネル)の最新報告で気温上昇は人為起源である確率が極めて高いことが示され、
また、会期直前に起きたフィリピンでの大規模な台風の被害を目の当たりにする
中で開催された今回の会議は、どのようなものだったのでしょうか。
簡単に振り返ります。

■会議のポイント
・2020年から始まる、全ての国や地域が参加する新たな枠組みを2015年の
 COP21で合意するための道筋をつけること。

■日本政府の主な主張
・2020年までの削減目標を2005年比で3.8%とすると発表。これは1990年比では
 3%増となる。
・途上国に対して2013年~2015年の3年間に1兆6千億円の支援を表明。

■主な結果
・自主的に策定した削減目標を2015年のCOP21よりも「十分に早い時期に」
 提出し、可能な国は2015年3月末までに提出する。
・各国が出した自主削減目標を相互に協議し決定するというアメリカによって
 提案されたプロセスは、途上国の反対により成果文書には盛り込まれず。
・新たな枠組みにおける各国の目標の位置付けは、「守るべきもの」という
 ニュアンスの”Commitment”から「自主的な目標」の意味合いが強い
 ”Contribution”へと後退。
・既存の仕組みの下に「ワルシャワ国際」メカニズムという新たな組織を設け、
 資金や技術面での途上国支援を強化する。
・大幅に後退する目標を出した日本には、世界各国やNGOから強い批判が出た。
・交渉内容に強い不満を示した主要NGOが、一斉に会議場から退場する事態に
 なった。

■COP19に関する報告・記事等

○気候ネットワーク「ワルシャワ会議(COP19)速報」
http://kikonet.org/theme/archive/kokusai/COP19/result20131123.pdf
○グリーンピース「声明:グリーンピースらNGO、気候変動へのリーダーシップ
 なき参加国のリーダー達に抗議 ――COP19閉幕へ」
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2013/pr20131122/

○外務省「COP19/CMP9の評価」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/page3_000562.html
○東洋経済オンライン「COP19閉幕、新枠組み作りへ課題が山積」
http://toyokeizai.net/articles/-/25057



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【4】国際動向特集 OWGに向けての専門家レポート

 OWGに向けて、専門家によるレポート(Techinical Support Team(TST) Issues
Briefs)が発表されています。
 今回は、その中のいくつかを簡単に抄訳してご紹介します。

■気候変動と防災(Climate Change and Disaster Risk Reduction)

 気候変動と災害リスクは、持続可能な開発と貧困削減に対しての根本的な脅威
である。その影響は、貧しく弱い立場にある人びとに最も大きく降りかかる。
そのため、これらを開発の文脈の中で扱う必要がある。
 気候変動や災害については、原因の除去・影響の緩和への努力と同時に、負の
影響への適応力・回復力のある社会を構築していくことが重要である。気候変動
枠組条約や防災に関する兵庫行動枠組等では、気候変動・災害リスクはそれぞれ
すでに持続可能な開発や貧困削減に結び付けられていて、国際的な開発目標の
一部として強化する取り組みも進展している。
 気候変動も災害も多面的な影響があり、1つの目標で捉えるのは難しい。
マルチステークホルダー、マルチセクターで取り組むことが重要となる。
SDGsの枠組みの中で気候変動と災害リスクに対して取り組むことは、SDGsを真に
持続可能なものにするために役立つだろう。

全文(原文)はこちら
https://sustainabledevelopment.un.org/content/documents/2301TST%20Issue%20Brief_CC&DRR_Final_4_Nov_final%20final.pdf

%20final.pdf


■生物多様性(Biodiversity)

 生物多様性は人間の生活、経済、文化等にさまざまな利益を与え、
地球の生命維持システムの基礎でもある。生物多様性の喪失はすべての
人間に影響するが、特に自然資源に依存する貧困層への負の影響は甚大である。
逆に、生物多様性の保存と持続可能な利用は、貧困削減、気候変動の緩和など
幅広い社会的課題の解決に役立つ。
 生物多様性はMDGsの枠組みにも含まれていたが、十分に達成されなかった。
ポスト2015開発目標では、より広い開発目標に統合される必要がある。
 生物多様性がどのような形でSDGsに統合されるかは、以下のようなタイプが
考えられる。
・持続可能な開発の多様な面を含む包括的な目標(ex.貧困削減、グリーン経済)
・人間の健康や福祉に直接関係する目標(ex.食料安全保障と栄養、水の確保、
 医薬品へのアクセスなど)
・地球の生命維持システムに関する目標(ex.森林、海などの生態系の保全)
・直接的な関係は無いが、生物多様性の保全や利用に影響する目標(ex.教育、
 平等、ガバナンス、人権など)

 首尾一貫した開発目標を設定するためには、目標は適切か、それぞれの目標が
他の目標に与える影響はどのようなものか等を見直すことが非常に重要となる。
データの収集や技術的・科学的協力、資金調達を含む十分な履行の手段を
持たせることも必要である。

全文(原文)はこちら
http://sustainabledevelopment.un.org/content/documents/2401TST%20Issues%20Brief%20Biodiversity_FINAL.pdf


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【5】国内の動き レポート

 SDGs/ポストMDGsに関して、国内のNGOが様々な取り組みを行われました。
その中から、ピックアップしてレポートします。

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●ポストMDGs/SDGsに関する外務省とNGOの意見交換会

 11月初旬よりポストMDGsとSDGsの動向に関心あるいくつかのNGO・CSOが集まり、
SDGsに関するオープン・ワーキング・グループ(OWG)第5~8回会合および
それに続くSDGs報告書ドラフトのプロセスに沿い、日本政府との対話および
NGO・CSO連携を進めています。
 前回は11月15日に、外務省との意見交換会を行い、OWGに対する日本政府のポジ
ション、SDGsの法的な位置づけ、不平等・格差解消などについて議論しました。
 12月にも、OWG7-8に向けても意見交換を行う予定で、防災と気候変動、
ジェンダー平等、不平等・格差、生物多様性に重点を置き、NGO有志による意見書
を作成し、意見交換を行うことになっています。
 12月の意見交換会の詳細・申し込みは【6】お知らせ欄にて。

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●「先輩!今、世界ってどうなってるんですか?」(SDGsセミナーin広島)

【日時】11月30日(土)14:00-17:00
【場所】広島県民文化センター(広島市中区)
【主催】環境パートナーシップ会議、ひろしまNPOセンター

 11月30日(土)に広島市にて、主に大学生、若手NPO職員を対象にしたイベント
が開催されました。
 テーマは、SDGsなど、世界での持続可能な取り組みを若者の視点から考える
こと。そして、一人の若者として社会のために何ができるかを考えることでした。
参加者は広島県、鳥取県、山口県の三県から国際協力分野などで精力的に活動
する学生20名弱が集いました。講師は大学生の頃から10年以上環境活動に
取り組み、昨年はリオ+20に政府代表団顧問として参加したUnited Youth代表の
福島宏希さん。福島さんの「あなたは社会を変えられると思いますか?」という
問いかけからイベントはスタートしました。

イベントレポート>>http://www.epc.or.jp/summit.item.305/sdgs.html


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【6】お知らせ

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●つなげよう!日々の暮らし・活動×持続可能な世界の開発と行動
  ~地域の課題と、地球規模の課題のつながりから~
(持続可能な開発目標(SDGs)セミナー in 高松)
【日時】12/8(日)10:00-12:00
【場所】高松男女共同参画センター(高松市錦町)
【主催】環境パートナーシップ会議、四国EPO
【詳細】http://www.epc.or.jp/summit.item.297/sdgs.html

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●リオ+20 Before After ~ハタチを振り返る、地球サミットからの20年~
(リオ+20セミナーin仙台)
【日時】12/9(月)18:30-20:30
【場所】東北大学片平キャンパス 北門会館2Fエスパス(仙台市青葉区)
【主催】環境パートナーシップ会議、みやぎ環境とくらしネットワーク(MELON)
【詳細】http://www.epc.or.jp/summit.item.304/sdgs.html

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●外務省NGO研究会 国連総会報告会@福岡
【日時】2013年12月14日(土)14:00-16:30
【場所】リファレンス駅東ビル 会議室P(福岡市博多区)
【主催】外務省
【詳細】http://www.janic.org/event/11293014mdgsngo.php

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●ポストMDGsと国際連帯税・金融取引税に関する国際シンポジウム
 ~貧困、環境破壊、格差のない次の時代をめざして~
【日時】2013年12月8日(日) 13:30~16:30(13時開場)
【場所】青山学院大学 17号館3階17310教室(渋谷区)
【主催】国際連帯税フォーラム
【詳細】http://goo.gl/ki0aXC

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●公開研究会「ポスト2015枠組・持続可能な開発目標(SDGs)に関する
 最新動向・課題 ~環境・経済・貧困・ガバナンスに関する指標把握等を通じて
 目標のあり方を検討する~」
【日時】2013年12月16日(月) 18:30~21:00
【場所】ベルサール九段 4階 Room 3(千代田区)
【主催】グリーンエコノミーフォーラム、
    「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
【詳細】http://geforum.net/archives/468

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●COP19・COP/MOP9報告会
 ~NGOはワルシャワ会議をどう見たか 日本はどうするべきか~
【日時】2013年12月18日(水) 14:00~16:30
【場所】日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(千代田区日比谷公園)
【共催】WWFジャパン、気候ネットワーク、FoE Japan、オックスファム・
    ジャパン、コンサベーション・インターナショナル・ジャパン、
    グリーンピース・ジャパン、地球環境と大気汚染を考える全国市民会議
    (CASA)、環境エネルギー政策研究所(ISEP)、レインフォレスト・
    アクション・ネットワーク日本代表部(RAN)、「環境・持続社会」
    研究センター(JACSES)
【詳細】http://www.wwf.or.jp/join/action/event/2013/12/cop19copmop9.html

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●ポストMDGs/SDGsに関する外務省とNGOの意見交換会
【日時】12月19日(木)11:00~12:00
【場所】外務省会議室
【外務側出席者】外務省地球規模課題総括課および地球環境課の課長をはじめ両
        課の担当者数名
【申込】参加申し込み12月6日(金)までに、フォーマットに沿って以下の宛先に
    ご連絡ください。10時~11時の事前打ち合わせにも、極力ご参加をお願
    いいたします。尚、会場の都合上、定員は30名とさせて頂きます。同じ
    団体より2名まで出席可能としますが、より多くの団体からご参加頂ける
    よう、後ほど1名に減らす調整をお願いする可能性もありますことを
    予めご了承ください。
【連絡先】セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 堀江:horie@savechildren.or.jp
     ワールド・ビジョン・ジャパン 柴
田:noriko_shibata@worldvision.or.jp
    (必ず堀江・柴田の2名宛てにお願いします)
【申込フォーム】
    出席者名:
    所属団体:
    役職:
    連絡先(携帯番号):
    10:00からの事前打ち合わせ参加の可否:
    提言作成に参加希望のテーマ:
    備考:


 最後まで、読んでいいただきありがとうございます。
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 発行:一般社団法人 環境パートナーシップ会議(EPC)
 編集:編集チーム
    (北橋みどり、江口健介、姜そんう、今井麻希子、福島宏希、西本多恵)
 URL:http://sus-cso.com/ E-mail: rio20@epc.or.jp
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