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【レポート】 リオ+20 x 生物多様性

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9月16日に中部環境パートナーシップオフィスにて、
「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」の主催により
『リオ+20 x 生物多様性 ~私たちは何ができるのか』が開催されました!

COP10開催地名古屋とあって、COP10に関わったNGOの方を中心に
関心の高い方たちが集まり、じっくり話し合う場となったそうです。
主催したUNDB市民ネットの今井さんよりご報告をいただいたので、
以下、それを皆さんに共有します。



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このワークショップでは、情報共有として、リオ+20国内準備委員会やNGO連絡会などの動き、
リオ+20の主要論点などが紹介されたのち、リオ+20にむけた政府のインプットに関する議論や、
生物多様性の視点を持つことの大切さの他、地域からの主体的な情報発信の重要性
などについて活発に意見が交わされました。

 「ロビー活動は日本政府に向けるだけではなく、海外とも連携し外圧をつかっていく方法を
  考えていくべきではないか」
 「国連を中心とした枠組みそのものにも限界がある」
 「国際政治への影響力の強い多国籍企業や、国家と一体になっているような影響力を持つ
  企業の存在についての問題提起をすべきではないか・・」

などの意見がでました。また、生物多様性という視点からは

 「自然がコントロール不能なものであること、人の能力の範囲を超えていることを3.11を通じて
  私たちは身をもって体験した。そういった前提で、自分たちがコントロールできる範囲から
  世界を変えるにはどのようなアプローチを取ればいいか、地域から変えて行く、という
  視点を持つべきではないか」
 「自然がなくては私たちの生活はなりたたない、という認識から、”環境” “社会” “経済”という分類
  そのものを問うべき」
 「生態系サービスの恩寵を受けている(生物多様性の基盤の上に私たちの生活がなりたっている)
  という点を改めて強く主張すべき」という指摘もありました。


今回国内準備委員会やリオ+20NGO連絡会の活動状況を名古屋の方々と共有できたことは、地域の取り組みを推進するうえでもとてもよい機会となったと感じています。
NGO連絡会の幹事会でもリオ+20に向けた地域での展開を大切と考えているとお伝えしたところ、そういった動きはとても必要であると賛同の声をいただきました。

UNDB市民ネットの事務局が名古屋にあるということもあり、「リオ+20x生物多様性」を中部から発信していく、という動きが生まれる可能性もあるのではないかと思います。
現在は東京を中心に国内準備委員会へ提出するインプットの取りまとめの作業がメインとなっていますが、今後、各地それぞれの個性あるイニシアティブが動き出し、市民らしい提言や情報発信の動きが全国に広がっていけたら素晴らしいと思っています。


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事務局より
各地のリオ+20に関連する企画・イベントを開催されている方や、
これから実施してみたいと考えているNGO等の方、広報や運営面で
ご協力できればと思います。ぜひリオ+20NGO連絡会までご連絡ください。