【レポート】グローバルトランジション・ダイアローグ2012 in NY
Rio+20に向けた3月17日~28日の準備会合のご報告、第1弾です。
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グローバルトランジション・ダイアローグ2012
場所:Pace University, NY
日程:3月17-18日
参加者:約100人
スピーカーによるプレゼンテーションおよびグループに分かれたダイアローグを行い、「グリーンエコノミーの原則とは」について話し合いました。
プレゼンテーション
セッション1 『グリーンエコノミーは実現可能か』
セッション2 『ローカル/草の根のグリーンエコノミーの事例紹介』
セッション3 『グリーンエコノミーの原則について』
プレゼンテーション資料は下記からダウンロード可能です:
http://globaltransition2012.org/dialogues/global-transition-dialogue-2-on-the-new-economy-resources/
グループダイアローグ&ハーベスト(発表)
スピーカーの話をふまえ、「グリーンエコノミーの原則とは」の発表を行いました:
発表内容を、大きく4つにまとめました。
【市民の役割としてのグリーンエコノミーの原則】
民主的な計画づくりの必要性。
地球、お互い、つながりをケアし、シフトにむけた協働のアクションを行うためのコミットメントと許容。
自分達がエンパワーメントされるために、Rio+20で決定する原則に皆でコミットすること。
わたしたちの望む変化を効果的に、多くの人の参加で発信すること。
グリーンシフトへの移行をボトムアップで実現すること。
ビジョン:One Planet Living。つまり、全員が今の地球のキャパシティーでハッピーに生活できるはずだということ。ハッピーは人間だけでなく、動植物も含む。
【前提となるグリーンエコノミーの原則】
言葉遣いにとらわれすぎずに、目的、実現方法を決めること。
もっと誰もがわかるシンプルで一般的な言葉遣いをすること。
社会、環境の限界のレベルを認識すること。
人間の安全保障を原則とすること。
だれも排除しない、本質的に包含的なグリーン経済。
公平であることはグリーン経済の大前提。
成長には限界があるため、富をより平等にシェアする必要がある。
成長の再定義、つまり自然資源と金融の再配分を行うこと。
消費者ではなく、市民になる必要がある。
経済とは何か、の原点にもどること。
知識ベースの経済への移行。
自然の権利と、人間のWell-beingの権利。それらへの意識の変化が必要。
過去の原則や計画を再確認すること。
【実現のためのグリーンエコノミーの原則】
現在の経済をシフトするため、経済学者たちの参加を促すこと。
グリーンエコノミーへの投資、インセンティブのシフトと、社会的保護。
自然は既に商業化されているため、市場の判断をどう変えるか。
テクノロジー、金融、市民参加による経済の移行の重視。
ソーシャルイノベーションの分野横断的な役割の重要性。
短期・中期・長期的な目標設定が必要。
あたらしい経済の教育の必要性。
リアルタイムでグリーンエコノミーを測る指標が必要。
エシカル&精神的な側面を考慮すること。
グリーンエコノミーは1つのシステムであるということを認識して、ハート=原則、頭=目的、手=実現というように、それぞれの議論を
地球やサステナビリティに関する価値観や規範、知識が時間、地域によって変わることを認識する。
グリーンエコノミーには多様な形があるということ。
グリーンエコノミーを既存の各国の政策に結びつけること。
【ガバナンスに関するグリーンエコノミーの原則】
これまでのビジネスからの変化を実現するための政治的コミットメント。
国際的な環境ガバナンス。
未来へのコミットメントを設定し、SDGsやMDGsが共に機能すること。
透明性があり、成果が評価され、アカウンタビリティーを実現すること。
「多国間」を超えた、グローバルな体制をつくること。つまり、国際連合から、地球連合へ。
国際、国、地域レベルのグリーン経済の実現。
地域での活動。地域ごとのキャパシティーに応じた、多様性を守る生活。
参加者による論文はこちら:
Green Economy: Charting the path to the global transition to a green economy
Beyond GDP: Measuring our progress
Global Inequality: Why we need a plenty line
One Planet Living: How to transition to a green and fair economy and stay within planetary boundaries
Blue Economy: Fishing Public Resources For Public Benefit
Energy Resources and Services: Achieving universal access to energy and a low carbon, high well-being economy
Food Security: The earth summit 2012 should give strong support to small scale sustainable agriculture
Managing Natural Capital: One part of a big picture
Global Finance and Banking: Shaping a public fiduciary for financial markets
Green and Decent Jobs and Skills: a step towards sustainable development
Global Trade and Outsourced Emissions in the Green Economy
主催:
Stakeholder Forum for a Sustainable Future
new economics foundation (nef)
New Economics Institute
Green Economy Coalition
パートナー:
CIVICUS
Centre for Environment and Development
Danish 92 Group
Instituto Vitae Civilis
International Trade Union Confederation
UNDESA
UNDP
UNEP
UNITAR
UN-NGLS
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グローバルトランジション・ダイアローグ2012
場所:Pace University, NY
日程:3月17-18日
参加者:約100人
スピーカーによるプレゼンテーションおよびグループに分かれたダイアローグを行い、「グリーンエコノミーの原則とは」について話し合いました。
プレゼンテーション
セッション1 『グリーンエコノミーは実現可能か』
セッション2 『ローカル/草の根のグリーンエコノミーの事例紹介』
セッション3 『グリーンエコノミーの原則について』
プレゼンテーション資料は下記からダウンロード可能です:
http://globaltransition2012.org/dialogues/global-transition-dialogue-2-on-the-new-economy-resources/
グループダイアローグ&ハーベスト(発表)
スピーカーの話をふまえ、「グリーンエコノミーの原則とは」の発表を行いました:
発表内容を、大きく4つにまとめました。
【市民の役割としてのグリーンエコノミーの原則】
民主的な計画づくりの必要性。
地球、お互い、つながりをケアし、シフトにむけた協働のアクションを行うためのコミットメントと許容。
自分達がエンパワーメントされるために、Rio+20で決定する原則に皆でコミットすること。
わたしたちの望む変化を効果的に、多くの人の参加で発信すること。
グリーンシフトへの移行をボトムアップで実現すること。
ビジョン:One Planet Living。つまり、全員が今の地球のキャパシティーでハッピーに生活できるはずだということ。ハッピーは人間だけでなく、動植物も含む。
【前提となるグリーンエコノミーの原則】
言葉遣いにとらわれすぎずに、目的、実現方法を決めること。
もっと誰もがわかるシンプルで一般的な言葉遣いをすること。
社会、環境の限界のレベルを認識すること。
人間の安全保障を原則とすること。
だれも排除しない、本質的に包含的なグリーン経済。
公平であることはグリーン経済の大前提。
成長には限界があるため、富をより平等にシェアする必要がある。
成長の再定義、つまり自然資源と金融の再配分を行うこと。
消費者ではなく、市民になる必要がある。
経済とは何か、の原点にもどること。
知識ベースの経済への移行。
自然の権利と、人間のWell-beingの権利。それらへの意識の変化が必要。
過去の原則や計画を再確認すること。
【実現のためのグリーンエコノミーの原則】
現在の経済をシフトするため、経済学者たちの参加を促すこと。
グリーンエコノミーへの投資、インセンティブのシフトと、社会的保護。
自然は既に商業化されているため、市場の判断をどう変えるか。
テクノロジー、金融、市民参加による経済の移行の重視。
ソーシャルイノベーションの分野横断的な役割の重要性。
短期・中期・長期的な目標設定が必要。
あたらしい経済の教育の必要性。
リアルタイムでグリーンエコノミーを測る指標が必要。
エシカル&精神的な側面を考慮すること。
グリーンエコノミーは1つのシステムであるということを認識して、ハート=原則、頭=目的、手=実現というように、それぞれの議論を
地球やサステナビリティに関する価値観や規範、知識が時間、地域によって変わることを認識する。
グリーンエコノミーには多様な形があるということ。
グリーンエコノミーを既存の各国の政策に結びつけること。
【ガバナンスに関するグリーンエコノミーの原則】
これまでのビジネスからの変化を実現するための政治的コミットメント。
国際的な環境ガバナンス。
未来へのコミットメントを設定し、SDGsやMDGsが共に機能すること。
透明性があり、成果が評価され、アカウンタビリティーを実現すること。
「多国間」を超えた、グローバルな体制をつくること。つまり、国際連合から、地球連合へ。
国際、国、地域レベルのグリーン経済の実現。
地域での活動。地域ごとのキャパシティーに応じた、多様性を守る生活。
参加者による論文はこちら:
Green Economy: Charting the path to the global transition to a green economy
Beyond GDP: Measuring our progress
Global Inequality: Why we need a plenty line
One Planet Living: How to transition to a green and fair economy and stay within planetary boundaries
Blue Economy: Fishing Public Resources For Public Benefit
Energy Resources and Services: Achieving universal access to energy and a low carbon, high well-being economy
Food Security: The earth summit 2012 should give strong support to small scale sustainable agriculture
Managing Natural Capital: One part of a big picture
Global Finance and Banking: Shaping a public fiduciary for financial markets
Green and Decent Jobs and Skills: a step towards sustainable development
Global Trade and Outsourced Emissions in the Green Economy
主催:
Stakeholder Forum for a Sustainable Future
new economics foundation (nef)
New Economics Institute
Green Economy Coalition
パートナー:
CIVICUS
Centre for Environment and Development
Danish 92 Group
Instituto Vitae Civilis
International Trade Union Confederation
UNDESA
UNDP
UNEP
UNITAR
UN-NGLS