ホーム > パートナーシップ・プロデュース部 > 助成事務局 > 2021年度 真如苑　環境保全・生物保護 市民活動助成　 “地球・自然・いのちへ” 助成金　選考結果について

　本助成事業に対し皆さまのご理解を頂き、昨年度より多い計25件の応募を頂きまして、誠に有難うございました。新型コロナウィルス感染拡大の影響が依然として続き、各団体の活動が引き続き制限されている中、限られた時間と情報では御座いますが、選考委員会では応募団体の皆さまからの申請書の情報を基に内容を精査し、様々な角度から議論し、慎重に選考させて頂きました。ここに、2021年度　真如苑　環境保全・生物保護 市民活動助成　“地球・自然・いのちへ”　助成金の選考結果を以下のとおり決定させて頂きましたことをお知らせ致します。

審査員コメント

特定非営利活動法人NPOサポートセンター　常務理事・事務局長　小堀　悠

　前回に続き、本年度も全国から申請をいただき、関心の高さが窺えました。
　コロナ禍が長引く中で、環境保全・生物保護の活動現場において、多くの活動機会・参加機会が失われている状況をあらためて認識いたしました。
　各応募団体からは、このような状況でも取り組めるコンテンツの制作、今後の継続的な活動に備えるための体制整備などの申請が多くみられました。
　審査においては、不確実な状況においても変化に対応した計画であること、今後の継続的な活動を見据えた取組みであること、参加機会の創出に工夫があるかなどの視点で議論しました。
　このような状況下だからこそ、活動や事業の目的を再確認いただき、NPOや市民活動ならではの多様な連携や参加がみられる取り組みを期待しております。

一般社団法人　環境パートナーシップ会議　副代表理事　星野智子

　今回は前回にも増して申請書から各地の活動の多様性を窺うことができました。
　コロナの影響で計画通り実施できないプログラムや、延期、中止なども続き、その中でもこの期間、機会にできることを実行しようとする意欲的な活動が多く見られました。
　また新規の応募の特徴として環境保全活動団体ではなく、地域活性に関わる団体など、よりSDGs達成のための活動に近い活動団体からも申請いただきました。
　資金の使途には、長期で使うための工具など備品の申請や人件費など様々でしたが、活動の継続性や発展性を考えると、どの団体のどの使途に使っていただくべきか、議論に時間を要しました。
　今回の助成金が生かされ、各地の自然環境の保全と、団体の持続可能な運営に寄与できるようお祈りしております。

助成選考結果

助成団体総数11団体

真如苑　市民活動助成　環境保全・生物保護 市民活動助成　“地球・自然・いのちへ”
審査委員会：
小堀　悠　特定非営利活動法人NPOサポートセンター　常任理事　事務局長
星野智子　一般社団法人環境パートナーシップ会議　副代表理事
八本俊之　真如苑　社会交流部　部長代理
小林　誠　株式会社一如社　総務部　部長

※選考委員が理事などに就任している団体が応募している場合は、公平公正に評価、選考するため、当該団体の選考には関与しておりません。

2021年9月30日助成事務局