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毎日新聞「リオ+20:「深刻な食料不足に」国連、報告書で警告 各国の「持続可能な開発」検証」



リオ+20:「深刻な食料不足に」 国連、報告書で警告 各国の「持続可能な開発」検証
http://mainichi.jp/feature/news/20120423ddm016040049000c.html

毎日新聞 2012年04月23日 東京朝刊

「現行の対策では世界は深刻な水、エネルギー、食料不足に陥る」との内容の報告書を、国連の「地球の持続可能性に関するハイレベル・パネル(GSP)」がまとめた。地球環境問題を解決するための56項目にのぼる対策=別表=を潘基文・国連事務総長に勧告した。6月の「国連持続可能な開発会議(リオプラス20)」にも提案される。【田中泰義】
 報告書は環境政策の基本となる「持続可能な開発」が各国で実行されているかを検証した。持続可能な開発は、将来の世代が受ける利益を損なわないように、現在の世代が環境を利用する考え方。例えば漁業資源を長持ちさせるために、乱獲を避けるということだ。1987年、ブルントラント元ノルウェー首相らが提唱した。
 報告書は、人類は最も繁栄したが、同時に10億人以上が貧困状態にあると指摘。人口増のため30年までに、食料が現状より50%、エネルギーが45%、水が30%多く必要になると警告した。「経済と環境それぞれの担当者が長期間、まるで全く異なる言語で会話していた」と指摘。両分野の根強い対立を原因として挙げた。

つづく…