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[〆切] People's Summitの企画登録・5月4日まで

4月20日更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

People’s Summitの企画登録が5月5日まで延長されました。
(〆切の当日に発表。笑)
http://cupuladospovos.org.br/en/2012/04/registration-period-extended-until-may-5th/

また、一般参加の申し込み受付も近々開始予定とのことです。

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People’s Summitの企画登録が、4月9日~4月20日まで受付開始となりました。
会場について、フラメンゴエリアが中心になるということが強気で書かれています。
http://cupuladospovos.org.br/en/registration/




企画は下記2つのカテゴリーで募集されています:
 ①self organized activities (下記日程の「有志企画」部分。セミナーやワークショップ。)
  http://cupuladospovos.org.br/en/self-organized-activities/
 ②future territories (ベストプラクティスや各団体の活動紹介などの展示。場所は未定。)
  http://cupuladospovos.org.br/en/future-territories/


①と②について、①のほうが位置づけとしては重視されている印象です。
①のセミナーやワークショップを通して出てきた意見をPeople’s Summitの成果文書へ集約していくことが目的のようです。
①の企画条件は、下記の3つの企画内容&5つのテーマのいずれかに沿うことが好ましいと書かれています。

企画内容:
1.現在の社会の問題提起、新しい資本化への警告
2.ソリューションと新しいパラダイムの提案
3.Rio+20以降の非・資本主義のアジェンダ、キャンペーンなど

People’s Summitで話し合うテーマ:
1. Rights, For Social and Environmental Justice
2. Defense of the Commons Against Mercantilization
3. Food Sovereignty
4. Energy and Extractive Industries
5. Labour: For New Economic and Social Paradigms
 ※15~23日までのプロセスで、各テーマの議論を集約化していく計画のようです。


【People’s Summit 日程&目的】

June 15-16:  有志企画
June 17:  オープニングマーチ
June 18-19:  有志企画・展示&パーマネント会合
June 20:  国際モーバライゼーション・デー。リオやブラジル主要都市にて同時デモ。
June 21-22:  有志企画・展示&パーマネント会合
June 23:  成果発表。知見を共有し、公正な社会と環境を求める人の合意を形成。

People’s Summitの目的は、
市民が組織化することによる政治的パワーを発揮すること
(demonstrate the political power of organized people)と12月に発表されました。
パーマネント会合において、エネルギーや金融、環境、食糧など、問題を断片的に扱うのではなく、
環境、社会、経済の3つを軸に現代の世界の危機について話し合い、
新しいパラダイムを市民によって作り、これからの世界の政策アジェンダを提言することが
最終的なPeople’s Summitのゴールとされています。


※ People’s Summitの運営者について
アロン・ベリンキーさんが事務局というトーンでこれまで日本国内で情報共有が
あったかと思いますが、実際はブラジルの様々なNGO団体などが共同で主催していて、アロンさんはその1団体のようです。
また、どのような成果文書ができるのか、企画内容に “anti-capitalist” などの言葉が入っていますが、その温度感が見えません。