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[終了]11/16-18 グリーン産業開発支援国際会議

Rio+20国連持続可能な開発会議(UNCSD)のサイトにて案内されていたイベントです:


グリーン産業開発支援国際会議

日程: 2011年11月16日(水)~18日(金)
会場: 東京ビッグサイト 会議棟
http://greenindustrytokyo.org/

グリーン産業
グリーン産業は、開発途上国及び新興工業国における経済成長達成のために重要であるばかりではなく、温室効果ガス排出削減や気候変動への適応、化学物質や廃棄物の環境上適切な管理、エネルギー、水、原料及びその他の天然資源の供給の確保など、今日の最も差し迫った環境と資源問題を解決するための鍵となるものです。

グリーン産業開発は、製造及び関連分野の成長を目指すものであり、二つの戦略に分けることができます。第一に、グリーン産業開発は、クリーナープロダクション、省エネルギー、化学物質や廃棄物の適切な管理といったすでに実証されている方法や技術を通して、すべての産業の資源生産性及び環境パフォーマンスを継続的に向上させること、すなわち、「産業のグリーン化」を目標としています。第二に、グリーン産業開発は、公害防止、再生可能エネルギー、廃棄物のReduce(排出抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)(3R)などの環境に優しい技術の開発、提供または普及を行う、革新的な環境製品製造業やサービス業の活発な展開を促進すること、すなわち、「グリーン産業の育成」を目標としています。

グリーン産業開発のイニシアチブは、フィリピン政府が主催した2009年グリーン産業会議で打ち出されました。同会議においては、21のアジアの開発途上国、国際連合工業開発機関(UNIDO)、国際労働機関(ILO)、国連環境計画(UNEP)及びアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)により「マニラグリーン産業宣言」が合意されましたが、その中でも触れているように、グリーン産業のイニシアチブは、グリーン産業開発の政策、方法及びノウハウの普及啓発を目指しています。

いま、グリーン産業開発の緊急性に関してコンセンサスが得られつつあります。いまこそアジアや世界中の開発途上国及び新興工業国において実現できる現実的なソリューションに焦点をあてる時です。

目的
グリーン産業開発支援国際会議は、ビジネスと環境のみならず、労働者、コミュニティ、消費者にとっても望ましい環境及び資源の保全技術と成功事例を取り上げます。また当会議は、今日実証されている技術の広範な普及のための、また、資源の使用量や汚染の大幅な低下に向けた長期的なソリューションをもたらすイノベーションを可能とするような、政策やビジネスソリューションを議論するためのプラットフォームを提供します。さらに、国際的に普及している利用可能技術や最良の環境保全事例と、これらのニーズをマッチングさせるための機会を提供します。

参加者
総数約700名(約200名の外国人を含む)の参加者が見込まれます。26の開発途上国及び新興工業国を代表して産業担当大臣や政府高官が参加することが予想されます。さらに、ビジネス及び技術セクターからの国際的な代表者や、国連機関やその他の国際・地域機関の専門家、メディアや市民団体の代表などが参加予定です。

言語
会議は英語と日本語(同時通訳)で行われます。

プログラム
http://greenindustrytokyo.org/program/index.html



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